住宅/防腐防蟻製材品
Treated Wood Products For Building
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Wood Deterioration
木材の劣化
木材の劣化
このページでは、以下について説明します。
1.木材の劣化とは
2.木材保存の意義について
3.木材の劣化原因を知る
(1)木材の腐朽
(2)シロアリによる被害
(3)カビによる汚れ
(4)木材の気象劣化
1. 木材の劣化とは
木材は長期的な使用が可能な天然素材ですが、様々な原因により経年的に劣化が発生していきます。劣化には菌類による腐朽や虫による食害等のような生物的劣化と日光、熱、風雨、摩耗・衝撃等の化学的あるいは物理的劣化があり、劣化が進むと木材の強度や美観の低下などの諸問題が発生し、目的とした使用に耐えられなくなります。
2.木材保存の意義について
木材は、二酸化炭素の貯蔵庫とも言われ、製造時のエネルギー消費も少なく、環境に優しい資材です。木材を持続的に生産するためには、植林された木が十分に成長するまでの間、加工された木材を長く使用する必要があります。木材を高耐久化、長寿命化するために弊社では木材保存処理を行い、持続可能な森林サイクルの確保に貢献します。
木材を都市部の建築物や公園などで長期間利用することで、二酸化炭素を貯蔵する第二の森として利用することができます。弊社の木材保存処理技術によって、カーボンニュートラル(脱炭素社会、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする社会の実現)に貢献したいと考えています。
弊社が取り組んでいるSDGsについては こちら を参照ください。
(2)シロアリによる被害
木材の害虫による被害はシロアリによるものがほとんどです。シロアリは、主にイエシロアリとヤマトシロアリの2種であり、一般に含水率が30%以上の木材を好んで食害します。近年では、外来種のアメリカカンザイシロアリによる住宅部材の被害も増えています。お住まいの地域や住宅の造りの違いにより シロアリ被害のリスクレベル が異なるため、適した防蟻処理によりシロアリ被害を予防できます。
シロアリの知識については こちら を参照ください。(非公開のため現ページに仮リンク)