ザイエンス景観・公園施設カタログ1320
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DATA10%収縮(100→90mm)資料板目板木取り断面と収縮方向(wood handbookより)木表木裏(二方柾)角材 辺材心材 木材は、長さ方向と半径方向(柾目面)と接線方向(板目面)でそれぞれ収縮率が異なる性質を持っています。長さ方向はほとんど収縮しませんが、生材~全乾(含水率0%)までの収縮率は柾目面では5%、板目面では10%です。例えば二方柾として挽かれた100mm角の生材を含水率0%まで乾燥させると、柾目面は約95mm に、板目面は約90mmに収縮します。 この収縮率は樹種によっても異なりますが、傾向は同様です。このように収縮率には各方向によって違いがあるため、様々に木取りされた木材は、収縮率の違いによる変形が起こります。変形の例を下図に示します。追柾柾目板柾目板板目板5%収縮(100→95mm)(二方柾)角材 253寸法変化【資料】木材の性質

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